51,700 円
(税抜:47,000円)
グフラミニは、グフラムを象徴する名作を1/8スケールで精巧に再現したミニチュアコレクションです。小さくても細部まで丁寧に作り込まれ、原型が持つ造形美と発想の面白さをそのまま伝えます。コレクターや設計者にとって、名作の世界観に手軽に触れられる入り口としても親しまれています。

ボッカ|Boccaは、1970年にスタジオ65が手がけた、唇の形をしたソファが原型です。マリリン・モンローの唇やサルバドール・ダリの作品からインスピレーションを得たとされ、ポップアートが女性の美をどう抽象化できるかという問いへの答えとして誕生しました。半世紀近く経った今も色褪せない存在感を放ち、原寸大の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収められています。原型のソファは布張りの柔らかな質感が特徴ですが、ミニチュアでは布を使わず、艶やかな塗装仕上げによって新しい表情を纏っています。

プラトーネ|Pratoneは、1972年に建築家集団チェレッティ、デロッシ、ロッソが手がけた、巨大な草の葉のような座面が原型です。屋外にある芝生の一片を、そのまま室内に持ち込んだかのようなスケール感が、当時のラディカルデザインの実験精神を象徴しています。ミニチュアでは、木製の台座に「Pratone」の文字を刻み、42本の柔らかな茎が思い思いの方向へ伸びる姿を、原型と変わらぬ密度で再現しています。

カクタス|Cactusは、1972年にグイド・ドロッコとフランコ・メッロが手がけた、サボテン型のコートハンガーが原型です。屋内と屋外、人工と自然の境界を曖昧にするという発想は発表当初から高く評価され、原型はMoMAやポンピドゥー・センター、コロンビア大学に近いクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館など、世界各地の美術館に収蔵されています。ミニチュアも、幹と腕を覆う2165個の突起を一つも省くことなく再現しているのが特徴です。

カピテッロ|Capitelloは、1971年にスタジオ65が手がけた、古代ギリシャの円柱の柱頭をモチーフにしたラウンジチェアが原型です。「崩れ落ちた円柱の一部が、椅子として生まれ変わったら」という着想から生まれ、硬く重厚な大理石を柔らかなポリウレタンに置き換える対比が、当時の権威的な価値観への軽やかな異議申し立てにもなっています。原型はルーヴル美術館やメトロポリタン美術館に収蔵される、ポップアートと古典建築が融合した一脚です。

ゴッド|Godは、2013年にトイレットペーパー(アーティストのマウリツィオ・カテランと写真家ピエールパオロ・フェラーリによる創作ユニット)がグフラムと手がけた作品です。彼らの作品世界に繰り返し登場する、卵をモチーフにしたビジュアル「ラ・コーヴァ」と、グフラムの代表作カクタスを組み合わせるという意外な発想は、グフラムとアートの世界を繋ぐ数あるコラボレーションの中でも特に印象的な一例として語られています。
ミニチュアになっても、素材の質感やディテールは省略されていません。グフラミニが伝えているのは、大きさではなく本質こそが名作を名作たらしめるという事実です。棚の上の小さな一脚は、グフラムとラディカルデザインの75年以上にわたる歴史そのものを物語っています。
グフラミニは、ボッカ・プラトーネ・カクタス・カピテッロ・ゴッドという5つの名作を1/8スケールで再現した、グフラムのミニチュアコレクションです。原型が持つ造形とディテールを忠実に受け継ぎながら、暮らしの中に無理なく取り入れられるサイズ感を実現しています。原寸大を置く余白がなくても、名作の本質は手のひらの上で十分に味わえます。まずは気になる一つから、集めてみてはいかがでしょうか。
