3,769,700 円
(税抜:3,427,000円)

グフラムを代表するアイコンのひとつが、プラトーネ|Pratoneです。現在お求めいただけるのは、2025年に発表された現行モデル「プラトーネ・インフィニート」。1971年、建築家集団ストルム・グループのジョルジョ・チェレッティ、ピエトロ・デロッシ、リッカルド・ロッソが考案した意匠を、限定生産の枠を外して常時製作できる形へと進化させました。42本の草の葉を模した造形は、ソフトポリウレタンが素材です。表面はグフラム独自の技術グフラックで、1脚につき約5週間、職人が手仕上げしています。

プラトーネが誕生した1970年代初頭のトリノには、既存の価値観に異を唱える若い建築家が集まっていました。ストルム・グループもまた、家具を社会や文化への問いかけの手段と捉えていました。草原を巨大化させ、座るという行為の定義そのものを揺さぶる造形は、ラディカルデザインとポストモダンの精神を体現しています。1972年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の展覧会「Italy: The New Domestic Landscape」のカタログ表紙を飾り、国際的な評価を確立しました。

2025年、プラトーネは新たな節目を迎えました。プラトーネ・インフィニートは、1972年のオリジナルと同じ表情を保ちながら、限定生産という制約を外しています。常時製作が可能な仕様への刷新です。厚みを増した草の葉は座り心地をさらに高めました。モジュールを連結して面を広げられる設計は、その名の通り「無限」の広がりを想起させます。手仕事の温度と現代の技術が共存する一脚です。

プラトーネ・インフィニートは、1971年にトリノで生まれたラディカルデザインの精神を、常時入手できる形で受け継ぐ一脚です。MoMAをはじめ、世界の美術館にも認められてきた歴史を持ちながら、限定生産という制約を外したことで、今このタイミングで手に入れられる希少性があります。ソファでも彫刻でもない存在は、来客の話題を集めるだけでなく、時代を超えて評価されてきたデザイン史の一部を暮らしに迎える体験そのものです。空間に大胆な物語をもたらす、唯一無二の一脚といえます。
ヴィトラ・デザイン・ミュージアムが選出する「デザイン史における100の傑作」に選ばれています。ほか、MUDE(リスボン)、モントリオール美術館、ヒューストン美術館にも収蔵されています。1972年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の展覧会「Italy: The New Domestic Landscape」のカタログ表紙を飾りました。
プラトーネを生み出したのは、ジョルジョ・チェレッティ、ピエトロ・デロッシ、リッカルド・ロッソの3名からなる建築家集団、ストルム・グループです。1960年代半ば以降、トリノを拠点に活動した彼らは、建築やデザインを社会運動や文化運動へ参加する手段として捉えていました。イタリアのエンターテインメント史に名を刻むピペル・クラブや、リミニのアルトロ・モンドといった空間デザインも手がけています。ピエロ・ジラルディとともに、ポリウレタンフォームを用いた反デザイン的な家具を生み出したことでも知られます。彼らの活動はやがて教育的、社会政治的、文化的な機能を帯びるようになりました。1972年には、エミリオ・アンバースが企画したニューヨーク近代美術館の展覧会「Italy: The New Domestic Landscape」に招かれています。
