泳げないサメが、ライフスタイルオブジェになることを選んだ。
「自分は泳げない」という引け目を抱えた一匹のサメが、ある日スタジオ・ヨブに相談を持ちかけました。
「海から遠く離れた場所でも、みんなの近くにいたい」と。その願いが形になったのが、キーブーのキラーです。
傘立てとして、ゴミ箱として、シャンパンクーラーとして──このサメは、使い方を問いません。
<目次>
1. キラーとは? ──サメ型マルチホルダーの正体
2. デザインの背景 ──ミスター・ホルダーの物語
3. 素材と仕様
4. スタイリング提案 ──「馬とともに暮らす」という選択
1. キラーとは? ──サメ型マルチホルダーの正体
キラーは、サメをかたどったポリエチレン製の多用途ホルダーです。
傘立てとして、ゴミ箱として、シャンパンクーラーとして、それ以外の用途にも使えます。用途を決めるのは、使う人次第です。
高さ65.5cmという程よいサイズ感は、玄関に置いたとき視線を集めるのにちょうど良い存在感です。
機能性と話題性を兼ね備えた、キーブーならではのインテリアオブジェといえます。
キーブーのインテリアの中でも、これほど「使いながら楽しめる」プロダクトは多くありません。
ゲストが訪れるたびに必ず話題になる、そんな稀有な傘立てです。
2. デザインの背景 ──ミスター・ホルダーの物語
キラー誕生の背景には、スタジオ・ヨブが作り上げた架空のキャラクター「ミスター・ホルダー」がいます。
海に暮らすサメなのに、なぜか泳ぐことができない。仲間のサメたちにからかわれ、肩身の狭い思いをしていた彼が選んだのは、ライフスタイルオブジェへの転身でした。
「海から遠く離れても、人に寄り添っていたい」──その願いをスタジオ・ヨブが形にしたのがキラーです。
スタジオ・ヨブらしい、シリアスとユーモアが絶妙に同居した物語が、このプロダクトの核心にあります。
機能に物語を宿らせるキーブーの哲学が、最もポップに表れた作品のひとつです。
3. 素材と仕様
リサイクル可能なポリエチレン製。ブルーデニム、ブラック、グレー、ライトグレー、ダークグレーの5色展開で、屋内外問わず使用できます。
主な仕様
・サイズ:幅35 × 奥行38.8 × 高さ65.5cm
・重量:約4〜4.5kg
・素材:リサイクル可能なポリエチレン(PE)
・用途:傘立て・ゴミ箱・シャンパンクーラーほか多用途
・カラー:ブルーデニム、ブラック、グレー、ライトグレー、ダークグレー(全5色)
・使用環境:屋内外対応
・製造:イタリア製
4. スタイリング提案 ──サメとの暮らし方
【傘立てとして、玄関の主役に】
まず試してほしいのが、傘立てとしての正統派な使い方です。ただし、キラーが玄関にいると傘そのものより先に視線を奪います。
モノトーンの玄関ならブラックやグレー、遊び心を出したいならブルーデニムが自然と部屋のトーンを引き上げます。
【ゴミ箱として、デスクの横に】
書斎やワークスペースのゴミ箱は、どうしても生活感が出やすい場所です。キラーに変えるだけで、その一角がスタジオ・ヨブのコレクションに早変わりします。
サメが口を開けているほうが手前を向くよう置くと、投函しやすくなります。
【シャンパンクーラーとして、パーティーに】
ホームパーティーやアウトドアリビングで、氷を入れてシャンパンボトルを差し込めば、それだけでテーブルの話題をさらいます。
【2台並べて、インスタレーション的に】
同色を2台並べるか、あえて異なる色を並べるか。スタジオ・ヨブの作品は複数を重ねることで別の表情が生まれます。
商業施設のエントランスや、コンセプトショップのディスプレイでも映える置き方です。
まとめ
キーブーのキラーは、スタジオ・ヨブがデザインしたサメ型マルチホルダーです。
傘立て、ゴミ箱、シャンパンクーラーなど、用途を限定しない自由な使い方が最大の特徴です。
見るたびに少し気分が上がる──そんな傘立てが、キーブーとスタジオ・ヨブの手によって生まれました。
デザイナープロフィール
スタジオ・ヨブ / Studio Job(ヨブ・スミーツ)
1998年、ヨブ・スミーツによってオランダに設立されたデザインスタジオ。伝統と現代が交差するクリエイティブな拠点として、細部へのこだわり・自由な表現・2Dと3Dの融合を軸に、唯一無二のオブジェを生み出し続けています。
その作品は過剰なほど装飾的でありながら、どこかカートゥーン的な軽さを持ち、現代の概念的・彫刻的デザインシーンの先駆者として高く評価されています。2017年にはイタリアのメーカー「セレッティ」と協業ブランド「BLOW」を設立。アート、デザイン、ファッション、建築、インテリアなど多岐にわたる領域で活動し、世界で最も影響力のあるデザインスタジオのひとつとして位置づけられています。