
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンが定番となった今、ダイニングテーブルを置かずに「キッチンカウンターで食事や晩酌を楽しむ」ライフスタイルが定着しています。
そこで重要になるのが、キッチンスツール(カウンターチェア)選びです。
「せっかく買ったのに高さが合わない」「インテリアに馴染まない」といった失敗を防ぐために、本記事ではトーヨーキッチンスタイルの視点から、失敗しない選び方のポイントを徹底解説。
さらに、イチオシの人気スツールをご紹介します。
<目次>
スツールの選び方1. カウンターの「高さ」と「座面高(差尺)」で選ぶ
スツールの選び方2. 「過ごし方」に合わせて形状(背もたれ)を選ぶ
スツールの選び方3. 使用シーンに合わせた「素材」を選ぶ
スツールの選び方4. プラスアルファの「機能性」で選ぶ
スツールの選び方5. 実例に学ぶ!おしゃれな空間をつくるミックスコーディネート
スツールの選び方1. カウンターの「高さ」と「座面高(差尺)」で選ぶ

スツールを選ぶ際、最も重要なのが「高さ」です。合わせるカウンターの天板の高さに合ったスツールを選びましょう。
快適に過ごすための基準は、
カウンターの天板からスツールの座面までの差(差尺)が27~30cmあると、ちょうど使いやすい高さと言われています。
ただし、スツールの座面の奥行きや形状によって、ちょうどいい高さのバランスは変わります。
トーヨーキッチンスタイルの人気2大スツールを例に、最適な組み合わせを見てみましょう。
左)ニューヨークスツール、右)集(つどい)スツール
スタイリッシュな「ニューヨークスツール」の場合
ニューヨークスツールは奥行きが30cmと浅いタイプのスツールです。
そのため膝の位置が低くなり、少し高めの座面(差尺が25cm前後とやや狭め)でも違和感なくスタイリッシュに使いこなせます。
カウンター高 85cm => 座面高 61cm がおすすめ
カウンター高 90cm => 座面高 66cm がおすすめ
深く腰掛ける「集(つどい)スツール」の場合
集(つどい)スツールは背もたれがあり、奥行きが深いタイプのスツールです。
しっかり腰掛けて足を落ち着かせるために、計算通りの差尺(約30cm)を確保できる以下の組み合わせがおすすめです。
カウンター高 90cm => 座面高 60cm がおすすめ
カウンター高 95cm => 座面高 65cm がおすすめ
スツールの選び方2. 「過ごし方」に合わせて形状(背もたれ)を選ぶ
キッチンカウンターでどのように過ごすかによって、選ぶべきスツールの形状(背もたれの有無)が変わります。
長時間くつろぐなら「背もたれあり」

カウンターで食事や作業をしたりと、長時間過ごす場合は背もたれ付きが圧倒的に疲れにくくおすすめです。
moooi|ハナバースツール(座面高 66cm)
柔らかく体を包み込むようなクッション性を備えており、花びらに包み込まれるような座り心地で、長時間座っていても快適でリラックスした時間を楽しめます。
集(つどい)スツール(座面高 60cm、65cm)
しっかりとした高さのある背もたれとクッション性のある座面により、長時間ソファに座っているかのように寛げます。
食事の時間を豊かにするだけでなく、食後の晩酌やデスクワークなど、キッチンでの滞在時間を格段に快適にしてくれます。
Kartell|マスターズスツール(座面高 65cm、75cm)
「抜け感」のある背もたれで圧迫感を感じにくく、座面にくぼみがあり、しなやかな背もたれが身体にフィットします。
※肘掛けがしっかりあるスツールはカウンター下に収まらない場合があるため、スペースの幅や奥行きに余裕を持たせておきましょう。
スマートに立ち座りし、視界を広く保つなら「背もたれなし」

料理の合間に少し腰掛けたり、頻繁に立ったり座ったりする場合は、背もたれなしのタイプが便利です。
どの方向からでもフレキシブルに座ることができ、視界を遮らないためキッチン全体がすっきり広く見えるメリットもあります。
ニューヨークスツール(座面高 61cm、66cm)
背もたれがない分、見た目が非常にすっきりします。どこからでも腰掛けられる使い勝手の良さと、洗練されたモダンな表情が魅力です。
Kartell|チャールズゴースト(座面高 65cm、75cm)
クラシカルな造形を透明な最新素材で表現した名作です。まるで空気のように空間に溶け込み、キッチンを広く明るく見せてくれます。
Kartell|エーアイスツールライト(座面高 65cm、75cm)
人工知能(AI)が導き出した、最小限の素材で構成されたミニマルな一脚です。最先端のサステナブルでスタイリッシュなキッチンによく映えます。
【番外編】背もたれなしでも座り心地を妥協しない

「背もたれがないと、長時間座るのが疲れそう……」というイメージを覆す、革新的なデザインのスツールもあります。
Kartell|スマトリックスツール(座面高 65cm)
「見た目はすっきりさせたいけれど、座り心地も重視したい」という方におすすめ。
二重螺旋のような立体構造の座面が適度な弾力性を持ち、プラスチックでありながら身体を優しく受け止めます。
スツールの選び方3. 使用シーンに合わせた「素材」を選ぶ
形が決まったら、次は素材に注目しましょう。
デザイン性だけでなく、日々のメンテナンスのしやすさも重要なポイントです。
素材:ファブリック(布製)
温かみがあり、ソファのように心地よい質感を求める方に最適です。
インテリアや好みに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションも魅力です。
ニューヨークスツール(座面高 61cm、66cm)
スタイリッシュなフォルムに、ファブリックならではの柔らかな表情や豊かな色彩をプラスできます。
全15色のカラーバリエーションからお選びいただけます。
集(つどい)スツール(座面高 60cm、65cm)
背もたれ・座面ともにクッション性があり、まさにソファそのものの極上の座り心地を求める方にぴったりな一脚です。
ファブリックはブルーグレイとエスプレッソブラウンの2色展開です。
【安心のオプション】お気に入りの布製スツールを汚れから守る
キッチンでのご使用において、「ファブリックはシミや汚れが心配……」という方もご安心ください。
「集スツール」「ニューヨークスツール」それぞれに専用の【撥水防汚加工サービス】(オプション)をご用意しています。
日々の生活で気になる汚れや劣化を防ぎ、あなたの家具に新たな価値を加える革新的なコーティングサービスです。
撥水防汚コーティングについてくわしく見る
素材:プラスチック(樹脂)

水や油ハネの多いキッチンと相性抜群です。
汚れてもサッと水拭きするだけでOK。軽量なものが多く、掃除の際の移動もストレスフリーです。
Kartell|エーアイスツール(座面高 65cm、75cm)
背もたれあり/なし(ライト)の両方のタイプがあり、A.I.(人工知能)が導きだした無駄のないスタイリッシュなデザインです。
Qeeboo|フィリクディスツール(座面高 75cm)
ウチワサボテンをモチーフにしたアートピースのような一脚。樹脂製なので汚れに強く、テラスなどの屋外でも使えるフレキシブルさが魅力です。
■その他プラスチック(樹脂)製のおすすめスツールはこちら
素材:レザー(合皮/本革)

空間に一気に高級感と重厚感をもたらします。モダンやラグジュアリーなキッチンにぴったりです。
moooi|モンスターバースツールロー(座面高 66cm)
摩擦に強い特別な合皮を使用しており、美しさと耐久性を両立しています。
集(つどい)スツール65レザー(座面高 60cm、65cm)
クッション性の高い座り心地はそのままに、レザーを纏うことで圧倒的な品格と存在感を放ちます。
素材:カーボン(炭素繊維)

最先端のテクノロジー素材であるカーボンは、圧倒的な「軽さ」と「強さ」を兼ね備えているのが特徴です。
他にはないエッジの効いたモダンな空間を演出したい方に最適です。
moooi|カーボンバースツール(座面高 66cm)
エポキシ樹脂でカーボンファイバーをコーティングしたハイテクスツール。
見た目の繊細さからは想像できないほどの高い耐久性を持ち、驚くほど軽量なため、キッチンでの出し引きや移動も驚くほどスムーズに行えます。
スツールの選び方4. プラスアルファの「機能性」で選ぶ

立ち座りが多い方や、1つのスツールを様々な体格の家族で共有する場合には、回転機能や昇降機能がついたスツールも便利です。
回転式(スィーベル): スツール本体を後ろに引かなくても、座面が回転することでスムーズに立ち座りができます。
オンダスツール(座面高 66cm)
回転式かつ座面がラバースキンで滑りにくく、身体への負担が少ない人気のモデルです。
昇降式: レバー1つで高さを微調整できるため、身長の異なるご家族でも常にベストな高さで使用できます。
Kartell|スプーン座面高 56~76cm)
スプーンのような有機的なフォルムに、昇降レバーがデザインとして完全に同化(内蔵)された革新的なスツール。
ガス圧式のスムーズな昇降機能と軽快な座り心地を、一切の無駄がない美しいミニマルデザインで実現しています。
スツールの選び方5. 実例に学ぶ!おしゃれな空間をつくるミックスコーディネート
「家族でそれぞれお気に入りの座り心地を選びたい」「1つのデザインで揃えるのは単調に見えそう」という理由から、あえて異なるスツールを組み合わせて並べる手法が人気を集めています。
形やブランドがバラバラでも、驚くほど美しくセンスよく調和させるためのアプローチを、実例とともにご紹介します。
【機能と過ごし方を分ける】ラグジュアリーミックス

じっくりとくつろぐ席(背もたれ有の集スツール)と、サッと軽快に座る席(背もたれ無のニューヨークスツール)を用途に合わせて混在させています。
「過ごし方」に変化をつけることで、ホテルのバーのような大人のゆとりと空間の立体感を生み出しています。
■採用スツール
【有機的×直線のコントラスト】彫刻的ミックス

スツールが持つ「線の美しさ」の対比を楽しむ上級テクニックです。
マスターズスツールの「複雑で有機的な曲線」と、オンダスツールの「潔い直線」を隣り合わせることで、お互いの造形美を引き立て合い、ギャラリーのような洗練された佇まいになります。
■採用スツール
【主役を引き立てる】引き締め役としてのミックス

空間の主役である「オレンジのキッチン」を最も美しく引き立てるために、あえてスツールを最高の脇役に徹狂させています。
形はバラバラで個性を出しつつも、色を「ブラック」で統一することで、空間全体を大人っぽく落ち着かせる額縁のような役割を果たしています。
■採用スツール
あなたにぴったりのキッチンスツールを見つけよう
ここまでご紹介したトーヨーキッチンスタイル一押しのスツールを一覧にまとめました。
ご自宅のカウンターの高さや、理想の過ごし方に合わせてお気に入りの一脚を見つけてみてください。
| 商品名 | 面高(目安) | 背もたれ | 主な素材 | こんな方におすすめ |
| 集(つどい)スツール | 60cm / 65cm
| あり
| ファブリック / レザー
| ソファのように長時間じっくりくつろぎたい方
|
| ニューヨークスツール | 61cm / 66cm
| なし
| ファブリック
| カウンターをすっきり見せ、スマートに立ち座りしたい方
|
| オンダスツール | 66cm
| なし
| ポリプロピレン/ラバー
| カウンターをすっきり見せ、スマートに立ち座りしたい方
|
| ハナバースツールロー | 66cm
| あり
| PPGF(ガラス繊維複合樹脂)
| 包み込まれるホールド感と、海外のモダンな意匠を楽しみたい方
|
| モンスターバースツールロー | 66cm
| あり
| 高耐久合皮(レザー)
| デザインの高さと、キズや摩擦への強さを両立したい方
|
| カーボンバースツールロー | 66cm
| なし
| カーボンファイバー
| 驚くほどの軽さと強さ、エッジの効いた最先端素材が好きな方
|
| フィリクディスツール | 75cm
| なし
| リサイクル可能なポリエチレン
| アート性の高いデザインが好きで、屋内外でマルチに使いたい方
|
| マスターズスツール | 65cm / 75cm
| あり
| 熱可塑性テクノポリマー(ミネラルミックス)
| お手入れのしやすさと、包み込まれるフィット感を両立したい方
|
| チャールズゴースト | 65cm / 75cm
| なし
| ポリカーボネート
| 圧迫感をなくし、キッチン空間を広く明るく見せたい方
|
| エーアイスツール | 65cm / 75cm
| あり
| 再生熱可塑性テクノポリマー(ミネラルミックス)
| 最先端のデザインを楽しみつつ、背もたれに体をあずけたい方
|
| エーアイスツールライト | 65cm / 75cm
| あり
| 再生熱可塑性テクノポリマー(ミネラルミックス)
| 最先端のミニマルデザインと軽快さを求めたい方
|
| スマトリックスツール | 65cm
| なし
| ポリカーボネート
| 背もたれなしですっきりさせつつ、座り心地も妥協したくない方
|
| スプーン | 56cm~76cm
| なし
| ポリプロピレン
| 家族みんなで共有したい、高さを微調整したい方
|
まとめ:あなたのキッチンを格上げする運命の1脚を
キッチンカウンターに合わせるスツールは、単なる椅子ではなく、LDK全体のインテリアの完成度を左右する重要な家具です。
今回ご紹介した5つのポイント(特に高さと座り心地のバランス)を意識すれば、失敗なく安心してお買い物いただけます。
トーヨーキッチンスタイルでは、「ニューヨークスツール」や「集スツール」をはじめ、国内外の洗練されたデザイナーズスツールを豊富に取り揃えています。
ぜひ、あなたの暮らしにぴったりの1脚を見つけてみてください。
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