396,000 円
(税抜:360,000円)

1963年から1966年という短い期間だけフロスのカタログに掲載されていたトビア・スカルパが手掛けた名作照明「セキハン|Seki-Han」が待望の復刻を果たしました。
新たな光源と美しいアッシュ材の可動機構を得て、表情豊かな光で空間に特別な気品をもたらします。

1963年にトビア・スカルパが手掛けたセキハンは、名作照明として知られます。この名称は、日本の伝統的な料理「赤飯」に由来しています。誕生祝いなど特別な機会に振る舞われる、縁起の良い想いが込められています。精巧な構造には、造船技術の手法と木工への深い知見が活かされています。復刻モデルではアッシュ材をCNCフライス加工で精緻に削り出しました。特殊な熱処理で変形を防ぎ、真っ直ぐで美しい佇まいを永く保ちます。
新エディションにおける最大の進化は、2枚の木製ブレードが可動式になった点です。ブレードを手動で回転させることで、光の向きや広がりを自在に調整できます。ほぼ閉じると隙間から一筋の繊細な光が漏れ、詩的な陰影を描き出します。光源にはフロスが専用開発した全方向配光のLEDを採用しました。アッシュ材の自然な風合いと調和する、温かみのある光を放ちます。
「セキハン|Seki-Han」は用途に合わせて選べる2つのモデルを展開しています。フロアタイプの「セキハンF」は全高1850mmへと伸ばし、立ち姿の美しさを強調しました。黒色塗装の鋼製ベースにより、宙に浮かぶような軽やかさを演出します。一方、ペンダントタイプの「セキハンS」は、水平なラインで空間を気品高く彩ります。
1963年にわずか3年だけカタログに掲載され、姿を消していた「セキハン|Seki-Han」。造船技術に着想を得た木製ブレードと、日本の慶事に由来する名前を持つこの一台は、トビア・スカルパの美意識を凝縮しています。可動式ブレードと専用LED光源によって現代の住まいに馴染む使いやすさを備え、フロアランプとペンダントランプという2つの姿で選べるようになりました。フロス|Flosの歴史にその名を刻む名作が、いま新たな輝きを放っています。
| 製品名 | セキハンF(本製品) | セキハンS |
|---|---|---|
| タイプ | フロアライト | ペンダント |
| 光源 | G13 LED 20W | G13 LED 20W |
| 光束 | 2800lm | 2800lm |
| 色温度 | 2700K | 2700K |
| 演色性 | CRI90 | CRI90 |
| 材質 | アッシュ、アルミ | アッシュ、アルミ |
| サイズ | 全高1850mm/ベースφ290mm | 幅1692mm/フランジφ132mm |
| 質量 | 9.3kg | 4.1kg |
| 調光 | フット調光 | 位相制御調光 |
Q. セキハンはいつデザインされましたか?
A. 1963年にトビア・スカルパがデザインしました。
Q. セキハンFとセキハンSの違いは?
A. Fはフロアライト、Sはペンダントタイプです。
Q. 木のブレードは動かせますか?
A. はい。ブレードを動かして、光の量や向きを調整できます。
Q. 調光できますか?
A. どちらも調光に対応しています。方式はモデルによって異なります。
トビア・スカルパは1935年、ヴェネツィアに生まれた建築家・デザイナーです。建築家カルロ・スカルパを父に持ち、幼い頃から日本文化への関心を含む豊かな知的環境の中で育ちました。妻でありパートナーでもあったアフラ・ビアンキンと共に、1962年のフロス創業から1990年代に至るまで、同社の歴史を支える中心的な存在として約30点もの照明を生み出しています。素材や製造技術への深い理解に基づいた独自の解釈から生まれるその作品は、しばしば「詩的」と評されてきました。2008年にはADIコンパッソ・ドーロの生涯功労賞を受賞し、自らの仕事について、自分なりのやり方で物事に取り組み、傲慢にならず、シンプルであることを心がけていると語っています。トレンドに左右されない探求心こそが、彼の作品を時代を超えて輝かせています。
