保存版!Kartell|カルテルのスツール11選。奥深きスツールの世界へ
2025年06月09日
トーヨーキッチンスタイル オンラインショップ インテリア カルテル スツール

はじめてデザイナーズ家具を選ぶときや、ひとり暮らしを始めるときにまずおすすめしたいのがこの「スツール」という家具です。

ここで言う「スツール」とは、背もたれが無く座面が平滑なタイプ、キッチンやバーカウンターと合わせて使うハイスツールとは区別して「スツール」を差しています。

家具の王様と呼ばれる椅子よりもずっとシンプルな佇まいで気軽、しかしながら幅広い用途や、活躍する場所の多さ、そしてシンプルだからこそキャンバスとしてデザイナーの腕の見せどころでもある奥深い「スツール」の世界。

豊富なバリエーションを誇るイタリアのKartell|カルテルから、デザイナー家具の初心者からベテランにまでおすすめしたい「スツール」の数々を紹介します。

<目次>

1.ストーン 2.プリンスアハ 3.コロナ・ピラストロ 4.スパークル 5.ロイ 6.マックスビーム 7.エウル 8.ニョメス 9.チャールズゴースト・エーアイスツールライト





1.ストーン



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イタリアのカルテルから、ベスト&ロングセラーの「ストーン|Stone」を紹介します。
「ストーン」は宝石を意味していて、その名の通り光を浴びてキラキラと輝きます。
それを実現したのはカルテルが得意とする樹脂素材ポリカーボネートの透明感。オランダ人デザイナーのマルセル・ワンダースがカルテルで唯一デザインを提供しているアイテムで、彼らしいロマンチックでエレガントな世界観を感じる事ができます。

上下が同じ鼓のような形なのでテーブルやスタンドとしても使え、キラキラを生み出すプリズム面は筒の内側にあるのでお掃除も簡単です。
このスツールの使われ方で面白いのは、SNSのモノ撮りの映える背景として多くのポストに登場していることです。




2.プリンスアハ



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同じくカルテルから見逃せないスツールが「プリンスアハ」です。
デザイナーはフィリップ・スタルク、彼のデザインした家具の中では最も手に入りやすいアイテムではないでしょうか。

ストーンと同じく上下の区別が無く両側を座面としても使え、座面が平滑なのでソファサイドや花や植物、フレグランスのスタンドとしても活躍します。
もう一つの特徴としては座面が蓋のように外れ、中にちょっとした収納が出来る点です。




3.コロナ・ピラストロ



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1980年台に起きたポストモダンのデザインの流れを正式に受け継いだアイテムが現代にリバイバルしました。
デザイナーはエットーレ・ソットサス、世界のデザインの歴史に名を刻むイタリアが誇る巨匠です。
彼の提唱したデザインムーブメント「メンフィス」のように、単純で抽象的なモチーフの組み合わせ、はっきりとした色使いなど、ポストモダンの流れを脈々と受け継いでいます。

今見るとエネルギッシュでとても新鮮なデザインです。




4.スパークル



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日本が誇るデザイナーのひとり吉岡徳仁さんの生み出す独自の世界感を感じられるスツールが「スパークル」です。
透明感の強いポリカーボネートの一体成型で光を拡散するデザインです。
プリズム効果を巧みに用いたクリスタルガラスのような煌めきが最大の特徴です。
アートの世界でも評価が高い彼の作品が好きな方にはおすすめの一つです。

スツールと同じデザインを用いたテーブルもあります。




5.ロイ



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伝統的な樽型のスツールのアウトラインと表面に施された幾何学模様が特徴のスツール。
デザインしたのはイタリアデザイン界の巨匠、アレッサンドロ・メンディーニ。こちらもポストモダンやラディカルデザインの中心的な人物として世界的に与えた影響の大きい人物のひとりです。

原始的とも言えるトノー型の形状に、名前からもわかるように現代ポップアートを代表するアーティスト、ロイ・リキテンシュタインが用いたコミックのスクリーントーンを活かしたディテールが施されたアイテム。
それを知れば、Kartell|カルテルとしては珍しい鮮やかなパステルカラーのラインナップにも納得するはずです。




6.マックスビーム



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これまでに紹介した円柱を基調とするフォルムとは打って変わりシンプルな直線基調の四角いスツール。
透明で密度の高いアクリル樹脂を用いているため、住宅での様々な場所のほか湿度の高い洗面スペースでも利用可能です。
H鋼をデザインモチーフに建築の構造要素としての梁(はり)や桁(けた)を意味するビームと、スツールの歴史を紐解けば避けては通れないあのスツールのデザイナーのダブルミーニング。
四角く平滑な座面はスモールテーブルとしても優秀、横にしても使えます。




7.エウル



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カルテルの手掛けるイタリア建築シリーズからのスツール。
デザインモチーフはローマのエウル地区にあるイタリア文明宮殿。アーチ状の回廊がコロッセオを思わせ、力強いイタリア文化の象徴としての建築をそのままスツールサイズにデフォルメしたデザインです。
デザインはユニークながら広い座面はリビングでのサイドテーブルとしても満足できる大きさです。




8.ニョメス



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ニョメスとは大地を司る四大精霊ノームに由来しています。
樹脂の一体成型なので庭先にそっと置くのが最も似合いそうですが、可愛い姿は屋内でもフォーカルポイントになります。
この小人をスツールにしてしまうというデザイナーのフィリップ・スタルクの常識を超えた発想にも驚かされますが、彼はもう一つ大きなサプライズをこのアイテムに仕込んでいます。
フィリップ・スタルクが世界で初めて本格的に自分自身をアイコンとしてプロダクトに落とし込んだのがこのニョメスと言われています。
よく顔を覗き込むとそんな面影に出会うことができるかもしれません。




9.チャールズゴースト・エーアイスツールライト



このふたつのスツールはいわゆるハイスツールのサイズバリエーションとしてのスツールです。

チャールズゴーストローはルイゴーストを筆頭にしたゴーストファミリーの一員です。
伝統的なスツールデザインを透明ポリカーボネートで再現して全く新しいものにしています。
スツールにしては珍しくスタッキングが可能で、座面の中央に空いた穴は軽い本体を指一本で持ち運べます。

同じくフィリップ・スタルクがデザインした、いや、彼の作品を学習した人工知能がデザインしたエーアイスツールライトは3種類の高さバリエーションが揃うスツール。
他のエーアイファミリーとコーディネートしやすいデザインは当然ですが、一番驚くべきは異なる3つの高さの製品が同じ金型で作られているところ、人工知能恐るべしです。



まとめ



「スツール」は多用途ゆえに、ライフスタイルの変化や、家族構成や住居などのライフサイクルの変化にも柔軟に対応できます。必然的に共に過ごす時間も長くなります。
人生という長いサイクルで生活を豊かにする自分らしい「スツール」をぜひ探してみてください。

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