リボン、唇、サボテン。モチーフが語る、5つのダイニングチェア

キーブー|Qeebooのダイニングチェアは、一脚ごとに明確なモチーフとデザイナーの視点を宿した作品です。
軽やかな定番から、屋内外を問わず使える実用派、張り地の質感まで楽しめる一脚まで。
食卓のスタイルや過ごし方に合わせて選べる5脚をご紹介します。
<目次>
1. どれが自分に合う? 5脚の早見表
2. リボンチェア|贈りもののかたちをした定番
3. バカナチェア|自由な曲線と、日々使える強さ
4. ループチェア(2脚)|一本の線が描く動きのある佇まい
5. キスハグチェア4レッグスファブリック|曲線に込めた親密さ
6. フィリクディチェア(2脚)|地中海の記憶を宿す彫刻的な一脚
1.どれが自分に合う? 5脚の早見表
| 商品名 | 価格 | 重量 | 屋内/屋外 | スタッキング | 素材・質感 | こんな方に |
| リボンチェア | 57,200円(単品)
| 約3.7kg | 屋内外使用可
| ー
| マットなポリプロピレン
| 初めての一脚に、軽さと定番の可愛らしさを求める方
|
| バカナチェア | 77,000円(単品) | 約4kg | 屋内外使用可 |
5脚まで | ポリプロピレン+金属脚 | 屋外でも使え、スタッキングできる実用性を重視する方 |
| ループチェア(2脚) | 102,300円(2脚)
| 約9kg | 屋内外使用可
| 可
| 繊維強化PP
| 立体感のある彫刻的な存在感に惹かれる方
|
| キスハグチェア4レッグスファブリック | 177,100円(単品)
| 約8kg | 屋内使用
| ー
| ポリウレタンフォーム+布張り
| 初めての一脚に、軽さと定番の可愛らしさを求める方
|
| フィリクディチェア(2脚) | 179,300円(2脚)
| 約6kg | 屋内外使用可
| 可
| リサイクル可能なポリエチレン
| 地中海テイストとコレクション展開に惹かれる方
|
※価格は2026年8月時点の価格です。
2. リボンチェア|贈りもののかたちをした定番

椅子なのに、まるでプレゼントのような佇まい。
リボンチェアは、スロベニア出身のデザイナー・ニカ・ズパンクが、ギフトラッピングのリボンをそのまま背もたれに再解釈した作品です。
素材はマットコーティングポリプロピレンの射出成形で、重量は約3.7kg。
サイズはW45×D49×H83cm(座面高45cm)と軽く、ダイニングから書斎まで持ち運びやすいのが特長です。
カラーはピンク・ホワイト・ブラックのスタンダード3色に加え、ゴールド・シルバー・ローズゴールドのメタリック仕上げも展開。
ピンクを白いダイニングテーブルに合わせれば華やかな食卓になり、ブラックならワークスペースのアクセントとしても映えます。

ガーリーな佇まいを活かすなら、ドレッサーの前に置くコーディネートもおすすめです。
鏡台と向き合う一脚として置けば、身支度の時間そのものが華やぎ、リボンモチーフの可憐さがより引き立ちます。
初めてキーブーのチェアを迎える方にも選びやすい、価格・軽さ・存在感のバランスが取れた一脚です。
3. バカナチェア|自由な曲線と、日々使える強さ

ねじれた曲線が絡み合うノットのようなフォルム。
ブラジルのデザインスタジオ、エストゥディオ・カンパーナが手がけたバカナチェアは、造形の独自性と実用性を両立させています。
座部には100%リサイクル可能なポリプロピレンを、脚部には金属を採用。
サイズはW57×D52×H80cm(座面高46cm)、重量約4kgで、最大5脚までスタッキングできます。
シェルに設けられた多数の開口部が通気性を確保し、屋内外どちらでも使用可能。
テラスやガーデン、プールサイドなど、必要な時に気軽に持ち出して使えるのも実用面での強みです。
長くお使いいただくには、使用後は屋内や日陰など雨風の当たらない場所へ移動していただくのがおすすめです。

マスタードイエローは木の天板と好相性で、ダヴグレーはどんなインテリアにも馴染みやすいニュートラルカラーです。
アームチェアでありながら幅57cmとコンパクトなので、一般的なダイニングテーブルにも無理なくレイアウトできます。
エストゥディオ・カンパーナは、身近な素材を独自の視点で再解釈する作品で知られるデザインスタジオです。
そのカンパーナ兄弟が量産技術を用いて手がけた数少ない作品のひとつという点も、デザイン好きの購買意欲をくすぐるポイントです。
4. ループチェア(2脚)|一本の線が描く動きのある佇まい

一本の線が空間で自らを巻き込みながら描いた軌跡、それがループチェアの背もたれです。
デザインを手がけたのは、スウェーデンのデザインユニット・フロント。
見る角度によって印象が変わる非対称なシルエットが、空間に自然な動きを添えます。
素材は繊維強化PPで重量は約9kg、サイズはW56×D52×H82cm。
屋内外どちらでも使用でき、スタッキングにも対応した2脚セット販売です。

写真では線の重なりが平面的に見えがちですが、実物は背もたれの曲線が幾重にも立体的に折り重なり、光の当たり方で陰影が変化します。
正面・斜め・背面と、角度によって輪郭がまったく違う表情を見せるのも、このチェアの醍醐味です。
2脚並べて置くとその立体感がより強調されるため、ダイニングに迎えるなら2脚セットでの導入をおすすめします。
テラスやカフェ風のダイニングにもなじみやすく、実用性と彫刻的な魅力を兼ね備えています。
5. キスハグチェア4レッグスファブリック|曲線に込めた親密さ

今回ご紹介する5脚の中で、唯一布張りを採用しているのがキスハグチェアです。
「唇」というモチーフを、一本のなめらかな曲線へと昇華させ、ポリウレタンフォームに布を張り込むことで、プラスチックのシリーズにはない柔らかな座り心地と質感を実現しています。
リボンチェアと同じくニカ・ズパンクによるデザインですが、装飾的なリボンチェアに対して、こちらはより抽象的な輪郭で語りかけます。
ベースはパウダーコートスチール製の4本脚。
サイズはW62×D57×H80cm(座面高45cm)、重量約8kgで、イタリア製です。
ダスティピンクやクリームなど淡いカラーはベッドサイドや姿見の前にも合い、ブラックやスモーキーグレーはリビングのアクセントチェアとしても存在感を放ちます。
布張りならではの柔らかな質感が、食卓に落ち着いた温度を加えてくれます。
6. フィリクディチェア(2脚)|地中海の記憶を宿す彫刻的な一脚

シチリア島沖の小島「フィリクディ」に群生するウチワサボテンをかたどった、フィリクディコレクション。
デザイナーのマルカントニオが、地中海の風土そのものを一脚に凝縮しました。
シート部分はリサイクル可能なポリエチレン、脚は粉体塗装スチールで、サイズはW57×D52×H79cm(座面高44cm)、重量約6kg。
耐候性に優れ、屋内外どちらでも長く使えます。

バルサムグリーンは観葉植物や白い壁との相性が良く、テラスに置けばリゾートのような開放感が生まれます。
アームチェアやソファ、スツールまで全6アイテムで構成されるコレクションなので、この2脚から少しずつ空間を広げていくことも選択肢のひとつです。
まとめ
キーブーのダイニングチェアは、一脚ごとに明確なモチーフと素材の選び方が異なり、選ぶ人のライフスタイルによって最適な一脚が変わってきます。
軽さと価格の入りやすさを求めるならリボンチェア、屋外使用も含めた実用性とスタッキングを重視するならバカナチェア、屋内外を自在に使いたいならループチェアやフィリクディチェア、5脚の中で唯一の布張りで座り心地と質感を求めるならキスハグチェアが候補になります。
どれも単体で空間の主役になれる一脚ですが、色や素材を組み合わせて複数脚を使うことで、食卓により豊かな表情が生まれます。
気になる一脚から、キーブーのダイニングチェアのある暮らしを始めてみてください。
チェア一覧
デザイナープロフィール
ニカ・ズパンク(Nika Zupanc)
1974年、スロベニアのリュブリャナ生まれ。リュブリャナ芸術デザインアカデミーを優秀な成績で卒業後、2008年に自身のスタジオを設立しました。フェミニンなモチーフや演劇的な美意識を家具に落とし込む作風で知られ、ニューヨーク・タイムズ スタイルやWallpaper、Vogueなど主要メディアにも取り上げられています。Dior、Alessi、Moooi、Karl Lagerfeldなど名だたるブランドとのコラボレーションを重ね、2022年にはモノグラフ『Nika Zupanc: Breaking the Rules』がRizzoli社から出版されました。キーブーとはリボンチェアやキスハグチェアをはじめ、複数のコレクションを手がけています。
エストゥディオ・カンパーナ(Estudio Campana)
1984年、ブラジル・サンパウロにてフェルナンド・カンパーナとウンベルト・カンパーナの兄弟が設立したデザインスタジオです。身近な素材を独自の視点で再解釈し、新たな価値へと高めることを哲学の核心に据えています。エドラやカッペッリーニなど世界的なブランドとの実績を持ち、バカナチェアはキーブーとの協働の中でも、工業的な量産技術を採用した最初のプロジェクトです。
マルカントニオ(Marcantonio)
1976年生まれ。美術学校とファインアーツ・アカデミーを修了し、舞台美術家としてキャリアをスタートさせました。2001年よりアート作品とデザインプロダクトの制作を本格化させ、人間と自然の関係性を独自の視点で読み解く作品を発表し続けています。キーブーとはフィリクディのほか、動物をモチーフにしたシリーズも手がけています。
フロント(Front)
スウェーデン出身のソフィア・ラーゲルクヴィストとアンナ・リンドグレンによるデザインユニットです。素材や制作工程そのものを作品として提示する姿勢が特徴で、両氏の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やポンピドゥー・センターにも収蔵されています。ループチェアでは、フリーハンドで描いた線をそのまま椅子のかたちへと落とし込みました。