柱のような脚、選べる天板、揃えたくなるチェア。ジョバンノーニがキーブーのために作った、初めての本格テーブルシリーズ。
キーブーのトト&タタコレクションは、ブランド創設者であるステファノ・ジョバンノーニが自らデザインしたテーブル・ローテーブル・チェアのシリーズです。
「柱型の脚と、選べる天板の組み合わせ」というシンプルな発想から、ダイニングテーブル、カフェテーブル、ハイテーブル、ローテーブルまでが一つのコレクションとして広がります。
チェアのタタと合わせて、屋内外どちらでも使えるキーブーらしい食卓が完成します。
<目次>
1. トト&タタとは? ──柱型の脚が生む自由な組み合わせ
2. デザインの背景 ──ジョバンノーニがキーブーのために作った食卓
3. ラインナップ全解説 ──天板素材・サイズ・高さの選び方
4. スタイリング提案 ──トトとタタで空間を組み立てる
1. トト&タタとは? ──柱型の脚が生む自由な組み合わせ
トトコレクションの核心は「柱型の脚(ピラーレッグ)」にあります。
リサイクル可能なポリエチレン製の柱を脚として、その上にガラス、HPL(高圧メラミン化粧板)、ストーンウェア(?器)、デュラット(リサイクル素材の人工石材)の4素材から選んだ天板を組み合わせる設計です。
同じシリーズとは思えないほど幅広い表情が生まれます。
チェアの「タタ」は、このトトテーブルとのペアリングを前提に開発されました。
円筒形の脚とずんぐりとした丸みのある力強いフォルムで、トトの柱脚と同じ言語を話すような造形です。
ポリエチレン製で屋内外両対応です。
ローテーブルの「トティーノ」は、同じ天板デザインのテーブルを高さ違いで3種展開したシリーズです。
3台揃えてネストテーブルとして使っても、1台ずつ独立させても成立します。
2. デザインの背景 ──ジョバンノーニがキーブーのために作った食卓
キーブーの創設者であるステファノ・ジョバンノーニは、これまでアレッシやマジスを通じて世界的なベストセラーを生み出してきた工業デザイナーです。
自らが創設したキーブーにおいては、ラビットチェアやキャットケイヴのようなポップでキャラクター性の強いプロダクトを中心に展開してきましたが、トト&タタはジョバンノーニがキーブーとして初めてテーブルと椅子に正面から向き合ったコレクションです。
複雑な造形ではなく、柱という原初的なフォルムを軸に据えることで、あらゆる空間と用途に適応できる汎用性を確保しています。
キーブーらしいポップな色使いと、天板素材の選択による空間への適応力──この両立がトト&タタの設計思想です。
名前にもジョバンノーニらしい遊び心があります。「トト」「タタ」「トティーノ」と口に出すと、自然とリズムが生まれる音の連なり。
「トティーノ」はトトの縮小形で「小さなトト」という意味合いを持ち、サイズの関係性が名前にもそのまま表れています。
家族のような名前のシリーズが、食卓という家族の場所に置かれる──その小さな一致も、このコレクションの愛らしさのひとつです。
3. ラインナップ全解説 ──天板素材・サイズ・高さの選び方
【トト 丸テーブル(直径130cm・高さ約75cm)】
3本の柱脚を持つ大型ダイニングテーブル。天板はHPLを採用。耐水・耐熱性に優れ、屋内外どちらにも対応します。
6名程度の食卓として使用できるサイズです。
【トト 長方形テーブル(200 × 120cm・高さ約75cm)】
HPL版とストーンウェア版の2種展開。大人数の食卓やオフィス・会議室への導入にも適したサイズです。
【トト カフェテーブル(直径70cm・高さ75cm)】
1本の柱脚に直径70cmの天板を組み合わせた2〜4名用テーブル。天板はHPL・ガラス・デュラットの3素材から選択できます。
【トト ハイテーブル(直径70cm・高さ106cm)】
カウンターやハイチェアと組み合わせるスタンディング仕様。
天板はHPL・ガラス・デュラットの3素材から選択できます。
【トティーノ 1・2・3(ローテーブル・直径57cm)】
・トティーノ1:高さ47cm
・トティーノ2:高さ39cm
・トティーノ3:高さ31cm
3台を段違いで並べると自然なネストテーブルの配置になります。カラーはホワイト、グリーン、インディアンレッド、ピンク、ダブグレーほか展開。屋内外対応。
【タタ チェア】
・サイズ:幅45 × 奥行52 × 高さ77cm
・座面高:46cm、重量:6kg
・素材:バッチカラー着色のリサイクル可能なポリエチレン製
・カラー:ピンク、オレンジ、グリーン、ホワイト、ダブグレー、インディアンレッドほか複数色
・屋内外対応
■ サイズ一覧
| アイテム | サイズ | 高さ |
| 丸テーブル | 直径130cm
| 約75cm
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| 長方形テーブル | 200 × 120cm
| 約75cm
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| カフェテーブル | 直径70cm
| 75cm
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| ハイテーブル | 直径70cm
| 106cm
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| トティーノ1 | 直径57cm
| 47cm
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| トティーノ2 | 直径130cm
| 39cm
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| トティーノ3 | 直径57cm
| 31cm
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・ベース素材:リサイクル可能なポリエチレン(PE)
・天板素材(選択):HPL / ガラス / ストーンウェア / デュラット
・製造:イタリア製
4. スタイリング提案 ──トトとタタで空間を組み立てる
参考までに、いくつかの置き方を紹介します。
【ダイニングをキーブーで統一する】
丸テーブル(直径130cm)にタタチェアを6脚合わせると、キーブーらしい色使いの食卓が完成します。
天板をHPLにすればアウトドアにも持ち出せるので、テラスダイニングとしても活用できます。
テーブルとチェアを同系色でまとめるか、あえて異なる色を組み合わせるかで空間のトーンが変わります。
【カフェテーブル+トティーノでラウンジを作る】
カフェテーブル(直径70cm)を一台、その横にトティーノを高さ違いで2〜3台置くと、カジュアルなラウンジコーナーが生まれます。
コーヒーカップを置く台、本や雑誌を置く台と、高さで役割を分けるのがよいと思います。
【ハイテーブルをキッチンカウンターに】
高さ106cmのハイテーブルはキッチン横のカウンターとして置くのに適したサイズです。
ガラス天板を選ぶと軽やかな印象になります。
【トティーノ3台をリビングの中心に】
高さ31・39・47cmの3台を一組で使うと、リビングのコーナーがそれだけで完成します。本、リモコン、植物、フラワーベースと、高さで置くものを振り分けると使い勝手もよくなります。
まとめ
キーブーのトト&タタコレクションは、ステファノ・ジョバンノーニがデザインしたテーブル・ローテーブル・チェアのシリーズです。
柱型のポリエチレンベースに4種の天板素材と複数のサイズを組み合わせる設計が最大の特徴です。
天板素材・サイズ・高さの組み合わせで、ダイニングからカフェコーナー、ラウンジ、屋外テラスまで幅広くコーディネートできます。
まずは使いたい場所とサイズから選んでみてください。
デザイナープロフィール
ステファノ・ジョバンノーニ / Stefano Giovannoni
フィレンツェ建築学部を卒業後、ミラノを拠点に活動するイタリアの工業デザイナー・建築家。アレッシ、マジス、カルテル、LG、サムスン、シーメンスなど国内外200社以上と協業し、300点以上の製品を手がけてきました。アレッシの「ジロトンド」シリーズや「ボンボ」シリーズ(マジス)は世界的なベストセラーとなり、アルベルト・アレッシに「スーパー・ポピュラーの旗手」、クリスティーナ・モロッツィに「デザイン界の王様」と称されました。2016年にキーブーを設立し、代表作「ラビットチェア」は現代デザインのアイコンとして世界中に知られています。