
イタリアのデザインブランド Qeeboo(キーブー) を象徴するアイテムといえば、「ラビットチェア」。
ウサギの背もたれに見立てたユニークなデザインは世界中のインテリアラバーを虜にしています。
そんなラビットチェアから広がった「ラビットシリーズ」は照明やブックエンドなど、空間に物語を添えるアイテムが勢ぞろい。
今回はラビットチェア誕生の背景からシリーズの多彩な展開までその魅力を紐解きます。
■今回ご紹介するアイテム
<目次>
1.ラビットチェア誕生の背景
2.デザインと座り心地の特徴
3.素材の魅力:軽くて丈夫なポリエチレン製
4.バリエーション展開も豊富
5.様々な空間に合わせやすい
6.まとめ
1.ラビットチェア誕生の背景
ラビットチェアはブランドの創設者、Stefano Giovannoni(ステファノ・ジョヴァンノーニ)によってデザインされました。
「日常に遊び心を」というコンセプトのもと、アートのように楽しめる椅子として誕生しました。
うさぎは愛と豊かさ、幸運の象徴と言われています。うさぎのシルエットをチェアに落とし込むことで空間に物語性を添えます。
2.デザインと座り心地の特徴

「ラビットチェア」はウサギの耳を背もたれに見立てたユニークなフォルムが最大の特徴です。
座り方は自由で、耳の上に座る・耳を抱きかかえるように座るなど、遊園地のような体験性を提供。
人を笑顔にするオブジェのような存在感で、置くだけで空間に映えます。
そのデザイン性の高さからついオブジェとして部屋に置きたくなりますが、テーブルと合わせてダイニングチェアとして使用したり、子供用のファーストチェアとしてもおすすめです。
子供が耳にまたがってぴょんと座る姿はまるで童話のワンシーンのようです。
大人が腰かければ背筋が自然と伸びるような安定感もあり、見た目以上に実用的です。
3.素材の魅力:軽くて丈夫なポリエチレン製

ラビットチェアはポリエチレン製。軽量でありながら高い耐久性を持ち、屋内外問わず安心して使える素材です。
水や汚れに強く、ガーデンチェアとしても活躍。子供でも簡単に持ち運べるほど扱いやすく、模様替えや移動もスムーズです。
また、ポリエチレンならではの柔らかな質感が、ラビットチェアの彫刻的なフォルムをより引き立てています。
※ヴェルヴェットタイプはポリエチレン製ですが、屋内のみの使用となります。
4.バリエーション展開も豊富
チェアでは大人向けの「ラビットチェア」、子供向けの「ラビットチェアベビー」があります。
仕上げもつるっとしたタイプとヴェルヴェットをまとったタイプから選べます。
リビンググッズではラビットチェアがそのまま手のひらサイズになったブックエンドやドアストッパーなどがあります。
どちらもしっかりとした重みがあり、本やドアを支えます。
ピンクやブルー、バイオレットなどカラー展開も豊富で、カラーによって印象が大きく変わるのも魅力の一つです。

レッドやオレンジなどの原色系は空間のアクセントに、ピンクやライトブルーなどのパステルカラー調は空間に馴染みやすく、また温かみを感じられます。

また、ラビットチェアがそのまま照明になった「ラビットランプ」もあります。
こちらは照明であり、かつ座ることもできるマルチファンクションアイテムです。
5.様々な空間に合わせやすい
ラビットチェアはリビングや子供部屋、玄関、テラスなどどんな場所にも馴染みます。

ブラウンを基調とした書斎にホワイトのラビットチェアを合わせれば空間が引き締まります。

ラビットチェア専用のダイニングテーブル「ラビットツリー」とあわせれば、リビングの一か所がくつろぎのダイニングペースに。
ガーデンファニチャーとしてラビットランプを置けば、癒しの空間になります。
ラビットチェアの写真映えするフォルムは、カフェやショップのアイコンにも最適です。
6.まとめ
ラビットチェアを中心に広がるラビットシリーズは、 Qeeboo(キーブー) の「日常に遊び心を」という哲学をかたちにしたデザインオブジェたち。
チェア、ランプ、ブックエンド——どのアイテムも、空間にユーモアと詩的な存在感を添えてくれます。
かわいらしさだけでなく、実用性や素材の工夫も詰まったラビットシリーズ。
あなたの暮らしにも、アートのように楽しめる“ウサギの物語”を迎えてみませんか?
キーブーのアイテム一覧はこちら。
アイテム一覧 >
関連記事:
暮らしに驚きと遊び心を──Qeeboo|キーブー、日本上陸