カルテル「カブキ」照明の魅力とは?デザイン・技術・実例で徹底解説
2025年10月27日
トーヨーキッチンスタイル オンラインショップ Kartell カルテル 照明 カブキ

照明ひとつで、部屋の雰囲気はぐっと変わるもの。
イタリアのインテリアブランド、カルテル(Kartell)の照明「カブキ」は、空間に“光の表情”を添えてくれるデザイン照明です。

繊細なレース模様からこぼれる光は、昼はオブジェのように、夜は幻想的な陰影を描き出します。
デザイン性と機能性を兼ね備えたカブキは、暮らしの中にちょっとした演出を加えたい方にぴったりのアイテムです。

ここではカブキの魅力を実例を交えてご紹介します。

■今回ご紹介するアイテム


<目次>

1.デザインの背景とコンセプト— 光で空間を演出するという発想 2.素材と技術の革新性—軽やかで美しい 3.空間に合わせた多彩なバリエーション 4.カラー展開 — 色で変わる印象と空気感 5.空間演出の事例 — 世界中で愛される光のインスタレーション 6.まとめ — 「カブキ」が語る、現代のラグジュアリー





1.デザインの背景とコンセプト— 光で空間を演出するという発想


トーヨーキッチンスタイル オンラインショップ Kartell カルテル 照明 カブキ

「カブキ(Kabuki)」。
その名を聞いて、日本の伝統芸能・歌舞伎を思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかしこの照明は、ただの和風テイストではありません。
工業デザインの最先端技術と、舞台のような空間演出の感性が融合した、まさに“現代の光のアイコン”です。

「カブキ」をデザインしたのは、イタリアを代表するデザイナー、フェルーチョ・ラヴィアーニ(Ferruccio Laviani)。
彼がこの照明に込めたのは、歌舞伎が持つ“演出性”と“装飾性”。
舞台で光と影、色と動きが物語を紡ぐように、「カブキ」も空間にドラマを生み出します。


2.素材と技術の革新性—軽やかで美しい





最も革新的なのは、その製造技術です。
インジェクションモールディング(射出成型)という工法を用い、まるで手編みのレースのような繊細な編み目模様を一体成型しています。
職人技のような見た目と、工業技術の融合——それが「カブキ」らしさです。


トーヨーキッチンスタイル オンラインショップ Kartell カルテル 照明 カブキ

「カブキ」の本体には、ポリアミド、ポリカーボネートなどを含む樹脂が使われています。
高い強度、耐摩耗性、耐熱性といった優れた特性を持ち、また重さもフロアランプで6.7kgと比較的軽量です。
安定性があり移動もしやすいバランスの取れた重さになっています。

そして何より、透け感のある編み目から拡散される光は柔らかく幻想的です。
工芸的な美しさと合理性が心地よく共存しています。


3.空間に合わせた多彩なバリエーション


「カブキ」は、使う場所や雰囲気に合わせて様々なタイプが選べます。
小型のテーブルランプから、存在感のあるフロアランプ、さらには吊り下げ式のペンダントライトまで、ラインナップは多岐にわたります。

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例えば、ベッドサイドにはミニサイズを。
広めのリビングにはフロアタイプを置けば、空間の主役に。
ダイニングにはペンダントタイプを吊るして、食卓に温かな光を添えるのも素敵です。
サイズ選びは、空間との“会話”のような楽しみがあります。




4.カラー展開 — 色で変わる印象と空気感


「カブキ」は、カラーによっても印象が大きく変わります。

クリスタル:透明感があり、光がすっと抜けて空間に清涼感をプラス
ホワイト:繊細さと存在感を両立した上品で軽やかな印象
ブラック:モダンでシック。昼は彫刻のように、夜は光の輪郭が際立ちます
グリーン・ブルー:空間に彩りと個性を添えるアクセントカラー



色を選ぶことで、照明が“置くもの”から“演出するもの”へと変わります。


5.空間演出の事例 — 世界中で愛される光のインスタレーション


「カブキ」」は家庭用の照明としてだけでなく、空間演出の照明として世界中のホテルやレストランなどの商業施設でも採用されています。

レストランのテラス席に置いて、昼は個性的なオブジェとして、夜は幻想的な空間を演出。
訪れた人が思わず足を止めるような空間になります。

アウトドアタイプはガーデンファニチャーと合わせて使用するのもおすすめです。
カブキを配置することでガーデンパーティや夜屋外で過ごす際にリラックスした空間になります。



また、和室に置けば、障子越しのような柔らかな光が広がり、しっくり馴染みます。
イタリアンデザインと日本の空間美が、心地よく調和するのも「カブキ」ならではです。

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6.まとめ — 「カブキ」が語る、現代のラグジュアリー


現代のラグジュアリーとは何か。
それは、素材の希少性ではなく“体験の豊かさ”にあります。

「カブキ」は、プラスチックという素材に新しい価値を与え、光と影の演出で空間に詩的な奥行きをもたらします。

それは、ただの照明ではなく、“暮らしの中のドラマ”を生み出す存在。
感覚を豊かにしてくれる、そんなデザイン哲学が詰まった一品です。

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