
1960年台からそのままのデザインで今もベストセラーのKartell|カルテル「コンポニビリ」。
モダンな収納家具の代名詞的な存在です。
コンポニビリには「コンポニビリ」の他にその前身の「ラウンドエレメント」、そしてそのバリエーションとして「スクエアエレメント」という商品があります。
いずれも、あるだけで空間をおしゃれに演出できる収納家具です。
今回はそれぞれの特徴とおすすめの選び方を紹介します。
<目次>
1.コンポニビリの特徴
2.ラウンドエレメントの特徴
3.スクエアエレメントの特徴
4.【まとめ】自分にあった最適なコンポニビリを
1.コンポニビリの特徴
完成された美しさ
半世紀以上も変わらない完成されたデザインが最大の魅力です。
円筒形のシンプルなラウンドフォルムは空間をおしゃれに演出します。完成品で届き、組み立ては不要です。
ドアの開閉で隠すことも、開ければ見せる収納にもなります。
チェアやソファの横でサイドテーブルとしても、花瓶やグリーン、フレグランスなどを置くスタンドとしても、幅広く活躍します。
軽くて丈夫
樹脂製で軽くて持ち運びやすいので、気分によって置き場所を気軽に変えられます。
収納だけではなく様々な用途に幅広く使えるので移動がしやすいのは便利です。
お部屋のお掃除もしやすいです。
豊富なカラーバリエーション
2025年現在のカラーバリエーションは、特別色も含め17色の豊富なカラーバリエーションが揃っています。
定番のモノトーンやKartellのコーポレートカラーであるレッド、マットカラーやメタリック、ニュアンスカラーなど、きっとお気に入りのカラーが見つかります。
2.ラウンドエレメントの特徴
組み合わせ自由
「コンポニビリ」を英語にすると「モジュール」。
ラウンドエレメントは規格化された構成単位を自由に組合せることで、サイズを変えていくことが可能です。
コンポニビリの起源を純粋に受け継いでいるのがこのラウンドエレメントです。
パーツ単位で選ぶことができ、移動性を上げるキャスターなどの拡張パーツも揃っています。パーツを重ねていくだけなので組み立ても簡単です。
あらかじめパーツがセットになった商品もあるので安心です。
ライフスタイルに合わせて拡張できる
組み合わせが自由なので、利用する場所やライフスタイルに合わせて大きさを自由に選ぶことができます。
Lタイプのモジュールは標準的な高さで、雑然としてしまう小物や、隠しておきたい生活感のあるものの収納に向いています。
Hタイプは高さが高く、ある程度背の高いものも収納でき、奥のものが取りやすいです。
モジュール単位で購入できるので、あとから1段2段と追加する事も可能、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応します。
収納力アップ
円筒形の直径が42センチと余裕のあるサイズ。
これは「コンポニビリ」よりも直径が10センチほど大きいサイズです。
中にしまう収納力も、上に置く場合の上面の広さもコンポニビリに比べてひと回り大きいゆとりのあるサイズです。
追加拡張すれば収納力は更にアップします。
ドアがスライド式なので、開閉のためにスペースが必要ないのもポイントです。
スクエアエレメントの特徴
唯一の四角い形状
コンポニビリの中で唯一の四角い形状が最大の特徴です。
四角といっても角の取れた柔らかい四角なので、コンポニビリ特有のシンプルで可愛らしい印象をちゃんと受け継いでいます。
組み合わせ自由

ラウンドエレメントと同様、モジュールを自由に組み合わせることができます。
収納が足りなくなった際や、もう少し高さが欲しい、2つに分けたいなど、ライフスタイルに合わせて自由に追加は組み換えが可能です。
拡張性と収納力はシリーズ一番

スクエアエレメントには更に自由な拡張性があります。
スペース効率が良い四角いフォルムを生かしてドアの面を90度ごとに自由に出来たり、ドア自体が別売りなので、ドア無しで棚のように見せる収納にもできます。
ドアは右開きにも左開きにもできます。
ラウンドエレメント同様、移動に便利なキャスターをセットする事もできます。
サイズチャート
■コンポニビリ直径(W×D)

■コンポニビリとエレメントサイズ比較
組み立て方
■ラウンドエレメントの例
下記画像のラウンドエレメントの組み立て方は図の通りです。
高さの高いエレメントを3段にしたい場合は、セットのタイプとH1一つを組み合わせます。
■スクエアエレメントの例
下記画像のスクエアエレメントの組み立て方は図の通りです。
ドアは右、左どちらにもつけることが可能です。
4. 【まとめ】自分にあった最適なコンポニビリを
完成されたフォルムでデザインにもこだわりたい方には、カラーバリエーションが豊富でお気に入りのカラーが見つかる「コンポニビリ」。
ライフスタイルに合わせて組み合わせを自由に選びたい、購入後も拡張させて楽しみたい方は「ラウンドエレメント」。
収納力を優先したい、細かいカスタマイズにもこだわりたい方には「スクエアエレメント」。
様々なバリエーションからお気に入りの一台をぜひ見つけてみてください。