
調理の際、キッチンの水回りの使い勝手はとても重要です。
キッチン用水栓はただ水を出すための道具ではなく、キッチン作業をスムーズにし、ストレスを軽減するパートナーでもあります。
トーヨーキッチンスタイルでは、洗い物やシンク内の清掃はもちろんのこと、お鍋に水を注いだり、手元でのレバー操作など、調理をより快適にする多機能なキッチン用水栓金具を取り揃えています。
今回はキッチン用水栓の選び方やおすすめ商品7選の魅力と特徴、さらに水栓の組み合わせ例を詳しく解説します。
<目次>
キッチン用水栓を選ぶ上で考えるべきポイント
シンクから一歩も動かずお鍋に注水 - ゼロ動線水栓
汚れた手でも、クリーンに快適操作 - USAGI
美しさと快適性を追求した水栓 - TWIN
ロングノーズの定番 - トールボーイ
光と水が織りなす、美のハーモニー - イブ
新発想で広いシンクをカバー - グランドキャニオン
360°吐水ができるマルチジョイント水栓 - セブン
おすすめの浄水器
キッチン用水栓を選ぶ上で考えるべきポイント
まずはキッチン用の水栓金具を選ぶ上で、押さえておきたいポイントを整理していきます。
ポイント1.機能性
水栓の基本機能である吐水・止水、湯量調整、温度調整が簡単で使いやすいことが重要です。
調理中に頻繁に使用する水栓が操作しづらいと、スムーズな調理作業の妨げになります。
そのため、シンプルで直感的に使いやすい水栓金具を選ぶことが大切です。
例えば、一つのレバーハンドルで様々な調整が行えるシングルレバー混合水栓が便利です。
また、無理なくレバーに手が届き、水回りを常に清潔に保つためには、レバーの位置も重要なポイントになります。
ポイント2.デザイン
アイランドキッチンはお部屋のインテリアの中心となるため、水栓金具のデザインは非常に重要な要素です。
デザインにこだわり、機能性と共に自分好みのものを選びましょう。
水栓金具の表面仕上げにも注意を払いましょう。例えば、キッチンのワークトップと質感を合わせることで、全体のコーディネートが整い、テーマ性のある洗練された家づくりが可能です。
ポイント3.水栓とシンクの相性
水栓を選ぶ際に最も重要なことの一つは、シンクとの相性です。
吐水の位置がシンク内のどの場所にくるか、シンク全体をカバーできるかどうかなど、水栓がシンクの使い勝手に大きな影響を与えます。
トーヨーキッチンスタイルでは、「パラレロシンク」や「3Dシンク」など、シンク内で調理ができる機能的なシンクを長年にわたり研究・開発してきました。
そのシンクの機能を最大限に活かすため、支柱から吐水口までが長い『ロングノーズ仕様』の水栓金具を推奨しています。
これらの水栓金具は、海外や国内の水栓専業メーカーとの共同開発により実現した、トーヨーキッチンスタイル専用の製品です。
また、広いシンクだからこそ、シンク全体をカバーするためには2本の水栓が必要です。
片方をホース付きにしたり、浄水器を設置したり、カスタマイズすることで自分好みの使い勝手が実現します。
ポイント4.水栓の可動域
あまり語られていないことですが、水栓の可動域も日常のキッチン作業を快適にする重要な要素です。
自由自在に動く水栓金具は日常生活の大きな手助けになります。
例えば、伸縮可能なホース付き水栓を選ぶことで、フレキシブルにシンク全体をカバーすることができます。
また、水栓自体の可動域が広いタイプなら、ノズルを手で持たなくても鍋に注水することができるため、両手を使った作業が可能です。
ここからは調理をサポートするトーヨーキッチンスタイルオリジナルの多機能水栓をご紹介してきます。
シンクから一歩も動かずお鍋に注水 - ゼロ動線水栓

ゼロ動線水栓は、360度回転可能なスプリングホース付きのシングルレバー混合水栓です。
シンプルな操作性で調理動線の無駄を省き、キッチンの作業効率を格段に向上させます。
パラレロシンクと最も相性が良く、シンク内で食材や食器を洗う際はロングノーズのノズルが広範囲をカバー、ストレスなく作業が進みます。

さらにワンタッチでスプリングホースに切り替えすることで、シンクに居ながら一歩も動かずにお鍋に水を注げます。
これまで当たり前のように行っていた重たいお鍋を移動する作業が不要になり、調理が快適に。
トーヨーキッチンスタイルが考える「ゼロ動線」を実現するために生まれた画期的な水栓金具です。
ゼロ動線水栓はデザインに共通点の多い水栓「トールボーイ」との組み合わせがおすすめです。
汚れた手でも、クリーンに快適操作 - USAGI

トーヨーキッチンスタイルオリジナル水栓「USAGI | ウサギ」。
直感的に操作ができる手元のレバーにより、調理中に手が汚れた状態でも腕を使い、ラクに吐水・止水が可能になりました。
水栓金具の先端にレバーハンドルが付いているためどこからでも手が届き、無理な態勢で手を伸ばす必要がなく、調理の手を止めることなく水を使用することができます。
パラレロシンクの場合、ウサギを使用することで、調理側、ダイニング側どちらからもストレスなく作業を行うことができます。
ウサギ2本を組み合わせることで、シンメトリーな美学を追求するのも素敵です。
または、片側を同デザインの「メタルホース付きシングルレバー混合水栓」と組み合わせることで、より多機能でスタイリッシュなキッチン空間を演出するのもおすすめです。
美しさと快適性を追求した水栓 - TWIN

スタイリッシュなデザインと操作性を求める方におすすめの水栓金具「TWIN | ツイン」。
ホースが伸びる「メタルホース付シングルレバー混合水栓」と同デザインの「シングルレバー混合水栓」を組み合わせることで、シンク全体をカバーすることができます。
操作は直感的でシンプル。レバーを左右に動かすことで冷水/温水に切り替わり、手前に引くことで湯量の調整ができます。
水栓の根本から吐水口まで33cmのロングノーズにより、広いシンク内をしっかりとカバーできます。
メタルホース付き水栓は360°の可動域により、お鍋の注水にも便利です。
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メタルホース付シングルレバー混合水栓 クローム
くわしく見る
ロングノーズの定番 - トールボーイ

シンプルでスタイリッシュ。トーヨーキッチンスタイルのために開発された33cmのロングスパウトの定番水栓です。
吐水レバーは女性が楽に手の届く高さ(17cm)にデザインし、無理なく湯水を出すことができます。
ホース付きとホース無しを組み合わせすることで、広いシンク全体をカバーします。
ゼロ動線水栓とも相性が良く、ホース付き、ホース無しどちらも組み合わせが可能です。
光と水が織りなす、美のハーモニー - イブ

高品質なクロームメッキを施し、滑らかな仕上げと美しいフォルムが特徴なシングルレバー混合水栓「EVE(イヴ)」。
吐水口に組み込まれたLED照明によって、キッチン空間を美しく演出。
簡易的な照明としても使用できます。吐水部はメタルホースタイプで照明と一体で引き出せます。
新発想で広いシンクをカバー - グランドキャニオン

360度回転可能な吐水口と、その上から伸びるマグネット固定式のハンドシャワーが付いた個性的な形状の水栓です。
吐水状態でハンドシャワー吐水口の先端に付いているボタンを押している間、シャワーに切り替わります。
シンプルな操作で吐水の切り替えが可能です。
グランドキャニオン最大の特長は、従来の水栓金具とは反対についているハンドシャワーのノズルです。
関節が2箇所あることで動作半径が2倍になり、広範囲をカバーします。
360°吐水ができるマルチジョイント水栓 - セブン

2箇所の関節により、フレキシブルに動く水栓。
シンク内だけでなく、コンロ側にも回転するため、ゼロ動線キッチンであれば直接お鍋に水を注げます。
両手がフリーな状態で注水できるため、手を止めることなく調理を進めることができます。
関節を直線に伸ばすことで約32cmのロングノーズになります。
おすすめの浄水器
キッチンに浄水器を設置したいと考える方も多いかと思います。
アイランドキッチンであれば、ビルトイン型の浄水器がおすすめです。
「OAS9S-U-1」は、今回ご紹介をしたデザインや機能に優れたキッチン用水栓に直接浄水器を設置することができ、シンクまわりがすっきりとします。
付属する高性能のカートリッジは日本産業規格(JIS S 3201)に基づく除去対象17+3物質を除去します。
※浄水器は給水に設置。給湯は水道水のお湯を接続します。
機能性の高い水栓金具を選ぶことで、より快適で楽しいキッチンライフをお過ごしください。