PFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)とは
PFOS(ピーフォス)は正式名称「ペルフルオロオクタンスルホン酸(Perfluorooctane sulfonic acid)」、PFOA(ピーフォア)は正式名称「ペルフルオロオクタン酸(Perfluorooctanoic acid)」です。
どちらもPFAS(ピーファス)と呼ばれる有機フッ素化合物の一種です。
2000年代のはじめ頃まで様々な工業や私達の身の回りの製品を作る際にも使われていました。
2009年以降、環境中の残量物や健康影響の懸念から、国際的に規制が進み、日本では2021年に製造、輸入等が禁止されています。
どんな性質?
PFOSは主に泡消火薬剤、PFOAは撥水剤、界面活性剤などに使用されていました。
難分解性、高蓄積性、長距離移動製という性質、すなわち分解されしにくく環境に留まりやすい性質です。
摂取すると体内から排出されるのに時間が掛かり健康への影響が懸念されています。
川や井戸などから検出
川や井戸など飲料水の水源からPFOAやPFOSが検出されたことを受け、環境省や自治体が河川等の濃度を測定しています。
環境省では、2020年に水道水や環境中の水の目標値を定め、飲水からの摂取を防ぐ取り組みを進めています。
※環境省HPより
有機フッ素化合物(PFAS)について | 環境省
https://www.env.go.jp/water/pfas.html
ビルトイン浄水器
ビルトイン浄水器 「OAS9S-U-1」は鉄(微粒子状)やアルミニウム(中世)に加え、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)・PFOA(ペルフルオロオクタン酸)も除去の対象としています。
その他の浄水性能は下記の通りです。
17+3物質除去
交換目安:1年
使用量:30L/日
細菌除去率 99%
ろ過流量 5.0L/分
日本製
(除去対象物質や水質、水量など環境要因により交換時期は異なります)
ろ材の種類:活性炭、不織布、中空糸膜
ろ過流量:5.0L/分
【浄水能力】
JIS S 3201試験結果
※JIS S 3201 付属書Aに基づく試験結果
除去物質 |
17+3物質 |
総ろ過水量 (単位:L) |
遊離残留塩素 |
○ |
11,000 |
濁り |
○ |
11,000 |
CAT(農薬) |
○ |
11,000 |
2-MIB(カビ臭) |
○ |
11,000 |
溶解性鉛 |
○ |
11,000 |
テトラクロロエチレン |
○ |
11,000 |
遊離残留塩素 |
○ |
11,000 |
トリクロロエチレン |
○ |
11,000 |
総トリハロメタン |
○ |
11,000 |
クロロホルム |
○ |
11,000 |
ブロモジクロロメタン |
○ |
11,000 |
ジブロモクロロメタン |
○ |
11,000 |
ブロモホルム |
○ |
11,000 |
シス-1,2-ジクロロエチレン 及び トランス-1,2-ジクロロエチレン |
○ |
11,000 |
ベンゼン |
○ |
11,000 |
ジェオスミン |
○ |
11,000 |
陰イオン界面活性剤 |
○ |
11,000 |
フェノール類 |
○ |
11,000 |
【試験結果】
一般社団法人浄水器協会で定められた規格基準(JWPAS)に基づく試験結果
除去物質 |
17+3物質 |
総ろ過水量 (単位:L) |
鉄(微粒子状) |
○ |
- |
アルミニウム(中性) |
○ |
- |
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)・PFOA(ペルフルオロオクタン酸) |
○ |
11,000 |
ビルトイン浄水器 「OAS9S-U-1」のカードリッジ交換目安は約1年です。
定期的に交換してキレイな水が使える様、心がけましょう。