
冬の訪れとともに、家で過ごす時間が長くなるこの季節。
室内の照明や壁の表情を少し変えるだけで、日常の空間が特別な場所に変わります。
手軽に取り入れられる充電式のポータブルライト、職人の手仕事が息づくヴェネチアンガラスモザイク、そして工事不要で設置できるフロアライト。
今回は、冬だからこそ取り入れたいインテリアアイテムを3つの切り口からご紹介します。
<目次>
1. 充電式ポータブルライトで温もりのある低い照明を
2. ヴェネチアンガラスモザイクが壁面に温かみを添える
3. フロアライトで一室一灯から脱却する冬の夜
1. 充電式ポータブルライトで温もりのある低い照明を
冬の夜長は、リラックスして過ごす時間を大切にしたいもの。
そんな季節にぴったりなのが、充電式のポータブルライトです。
コンセントの位置に縛られず、好きな場所に置けるのが最大の魅力。
特にフロア面に近い低い高さで照明を配置すると、視線が自然と落ち着き、よりリラックスできる空間が生まれます。
ミニプラネット バッテリーは、世界的デザイナー吉岡徳仁氏が宇宙を彷彿とさせる光をイメージしてデザインした照明。
光の屈折を緻密に計算したシェードが、クリスタルガラスのような輝きをプラスティックで実現しています。
両手のひらで包めるほどのミニサイズながら、360度どの角度から見ても美しく煌めくデザインは、サイドテーブルやローテーブルに置くだけで空間に奥行きが生まれます。
同じカルテルの
ランタンや
バッテリーも充電式モデル。
テーブルから床面まで、高さを変えて複数配置すれば、リズム感のある照明計画が手軽に完成します。温かみのある光が冬の夜を優しく包み込みます。
2. ヴェネチアンガラスモザイクが壁面に温かみを添える
無味乾燥になりがちな壁面も、ヴェネチアンガラスモザイクを取り入れることで表情が一変します。
イタリア・ラヴェンナの工房で一枚一枚手作業で仕上げられるモザイクタイルは、天然鉱物を含んだガラスを高温で溶かす伝統工法で製造。
手仕事ならではの温かみと、時間や光の角度によって変化する表情が、空間にアートのようなテイストをもたらします。
マリーゴールド3は虹色に輝く表面加工を施したゴールド。
深みと味わいのある色合いが魅力で、キッチンやパウダールームの壁面に取り入れれば、冬の朝も明るい気持ちで一日をスタートできます。
目地はベージュやライトグレイがおすすめ。
ジニア3は七色に輝くイリジウム加工。
アースカラーの多彩な表情を見せるタイルで、広い面に使っても奥行きが生まれます。グレイ系の目地と合わせると、より格好良い印象に。
チェストナット4は落ち着いた表情が魅力の奥深い色合い。
リビングの一面だけをアクセントウォールとして施工すれば、独特の存在感が空間全体を引き締めます。
オーチスは、真珠のように虹色の輝きを放つブラック。
見る角度によって表情が美しく変化し、黒色の奥に潜む鮮やかさが空間を一変させます。
これらのヴェネチアンガラスモザイクは水を吸収しないため、腐食や変色の心配もなく、輝きがずっと続きます。
床暖房にも対応し、外装にも使用可能。冬のリフォームを検討している方にもおすすめです。
3. フロアライトで一室一灯から脱却する冬の夜
天井の照明だけに頼る一室一灯から、簡単に脱却できるのがフロアライト。
コンセントをつなぐだけで電気工事が不要なため、賃貸住宅でも取り入れやすいのが特徴です。
部屋の隅や、ソファの横、ダイニングの一角など、置く場所次第で空間の印象が大きく変わります。
カブキはカルテルを代表するフロアライト。
アウトドア仕様の
カブキアウトドアなら、一年を通してテラスやバルコニーでも活躍します。
冬の夜、温かい飲み物を片手にバルコニーで過ごす時間も、このライトがあれば特別なひとときに。
プラネットスタンド ローと
プラネットスタンド ハイは、吉岡徳仁氏デザインのプラネットシリーズをスタンドタイプにしたもの。
高さ違いで2本並べると、リズム感と奥行きが生まれ、空間がぐっとリッチに仕上がります。
ローは椅子に座った時の目線にも馴染み、リラックス効果が高まります。
冬は日照時間も短く、照明の使用時間が長くなる季節。
だからこそ、複数の照明を組み合わせた陰影のある空間づくりが効果的です。
まとめ
冬は室内で過ごす時間が長くなる季節だからこそ、照明と壁面の選び方が空間の心地よさを左右します。
充電式ポータブルライトは手軽に取り入れられ、低い位置での配置がリラックス空間を演出。
ヴェネチアンガラスモザイクは手仕事の温かみと時間による表情の変化が魅力。
フロアライトは工事不要で一室一灯から脱却できる優れもの。
光と色を楽しむこの冬だけの特別なセレクションで、心地よい季節を過ごしてみませんか。